「超常現象を疑問視する研究で世界的に知られている」という著者による本。
とても興味深かったです。
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はじめに
今年読んだ本の中からベスト3を選んだ時に、『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』(リチャード ワイズマン /著, 木村 博江 /翻訳, 文藝春秋) もランクイン。
そして、『2024年読書の記録|ベスト3とその他印象に残った本』という記事で、ベスト3の感想などを書き始めたのですが。
『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』の感想が、とても長くなってしまいました。
そこで、この本の分だけ、別記事にすることにしました。
前置きとして
本題に入る前に、前置きがあります。
前置きその①
まず前置きなんですが、今年の前半に、これまでずっと先入観でなんとなく拒否感を抱いていた本の新訳版『新訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』(エスター・ヒックス, ジェリー・ヒックス /著. 本田 健 /翻訳, SBクリエイティブ)を初めて読んでみました。
電子書籍がとても安くなっていたのでこの機会に、と思ったのと、それほどにきっと、ブログやらいろいろをどうしようと思っていて、何かヒントになることはあるのかも、とでも、あの頃は思っていたのかもしれません。
実際に読んでみると、本の本質の部分だけのことをいうと、思っていたよりは、変すぎることはなかったのかも、というのが感想でした。
というか、以前から、引き寄せがどうとかの発言を聞くと、人によっては「それよりも、この人は自分自身とちゃんと向き合うのが先なんじゃないだろうか」って思わされることが(えらっそうにも)あったのだけど、なんてことはない、ちゃんと自分と向き合いましょう、と書かれていたと私には思えたのが意外でした。
それに、”誰” の発言なのかはさておき、例えば少しでもいい方に考える、などは、その方が生きやすくなると思うし、いい考えだなと思いました。自分でもそれはないと思うほどに前向きすぎなければ、という条件はつくかもしれませんが。
ちなみに、自動筆記については、『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』の第4章で書かれている、無意識の働き、観念運動、反動効果、などと、
ウェグナーは、人によって「脳が決断を下し、その決断にもとづいて意識的な行動が作り出される」というメカニズムがうまく機能しない場合があると考えた。脳が行動について決断を下し、しかるべき筋肉にメッセージを送るのだが、決断を下したのは「自分」だという意識を作りあげるのに必要な信号が、うまく送られないのだ。その結果自動筆記では、筆記がおこなわれても筆記者は書いているのが自分だと思えない。
こんな文章から、確かにそんなこともありそうだなと思うのですが、どうでしょうか。
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前置きその②
そして今年の後半、『運のいい人の法則』(リチャード・ワイズマン博士 /著, 矢羽野 薫 /翻訳, KADOKAWA)という本を読みました。これは、Wikipediaによると
超常現象を疑問視する研究においても世界的に知られており
という、心理学者であるリチャード・ワイズマン博士が書いた本です。
この本が意外なことに、ざっくり書くと、本質的なところでは、『新訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』とそんなに大きく変わらないような、という気がしたんですよね。
例えば、前向きでいることの大切さ、とか、そういうところです。
ということで読んでみました
で、前置きがずいぶん長くなりましたが、意外にも本質的なところでは似たものがあると感じてしまったので、「この心理学者は一体、超常現象をどうみているのだろう」というところが知りたくなりました。
そこで、同じリチャード・ワイズマン博士の著書『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』を読んでみました。
結果として、『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』は、一言で言うなら、興味深いという意味でとてもおもしろい本でした。
本の内容
本の内容ですが、まず目次を書いてみると、
- 第1章 占い師のバケの皮をはぐ
- 第2章 幽体離脱の真実
- 第3章 念力のトリック
- 第4章 霊媒師のからくり
- 第5章 幽霊の正体
- 第6章 マインドコントロール
- 第7章 予知能力の真偽
こうなっています。
この本にも結構たくさんハイライトをつけたのですが、その中から一部を引用します。こんなことが書かれていました。
あなたの無意識には想像以上に強い力がある
人は自分の見たいものを見る
同様に、政治家もこの効果を充分心得ている。彼らは有権者が自分の聞きたい内容だけを聞くことを承知の上で、どちらとも取れる曖昧な言い回しを使い、ときには矛盾した言葉まで口にする。
人の性格は、ある程度顔にあらわれる
人間には自分の信じていることが現実と一致しないと、現実の方を都合よくねじ曲げるという、驚くべき能力がそなわっているようだ
商売人は、「自己正当化」の原則を縦横に使う。品物に対して支払う額が大きいほど、客はその買物を正当化しようとして、売り手の言いなりになることを十分承知しているのだ。
心理学ってよく知りませんが、こんなことを学問するのかな。
「人はみたいものを見る」他、本当にそうだなと思わされるばかりです。あ、私は人の性格を見た目で判断できているとまでは思いませんが、誰しも、大なり小なり、そうやって判断しているのでしょうか。
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少しだけ抜粋とその感想
さらに、本の中から、面白かったことや興味深かったことを、少し抜粋してみます。
「第1章 占い師のバケの皮をはぐ」より
「第1章 占い師のバケの皮をはぐ」では、
最近山羊と出会いましたね
という言葉が出てきて、思わず笑ってしまいました。
ちょうど、『No Nibbling! (English Edition)』という、ヤギが主人公の、かわいらしくて言葉使いが面白い絵本を、さっき子どもと読んだばかりだったので!
「見える」人なんて100%いない、とまで言い切るつもりはないのですが、「あー占いって、そういうものなんだろうな」ってすごく腑に落ちました。
「第2章 幽体離脱の真実」より
第2章には、「誰にでもできる体外離脱」という項目があります。
体外離脱の手順が書かれていて、最後はこうです。
体から抜け出してみよう
私はビビりなので、こわいから試そうとも思わないけれど、おもしろいなと思いました。
「第3章 念力のトリック」より
第3章では、念力でページをめくる技、スプーン曲げの方法などについて解説されています。
そんな中、私が一番、「そうなんだ」って思ったのは、目撃証言のこと。
どの瞬間にも、あなたの目と脳は自分の周囲のごく一部しか認識できない。
加えて脳は、貴重な時間とエネルギーをつまらないディテールで無駄にしないよう、自分の周囲で最も重要と思われるものを瞬時に識別し、ほぼすべての注意をそこに集中させる。
私たちは目の前で起きたできごとを無意識のうちに誤って記憶しがちであり、大事なディテールを見すごすことが多い。
こんなことから、視覚記憶ってそんなに正確ではないという実験がいくつもあるそうです。
私は、ただでさえ、特に外国人の顔が全然区別できなくて、困ったものだと思っているんです。
どうやら人間は、出来事の記憶もあやふやになってしまうらしい。私なんてさらに、顔の区別にも自信がない。証言者にならずに済むよう、生きていきたいです。
*次の第4章で書かれている「反動効果」を考慮すると、こう思ったことすら忘れてしまおうとは思います。
「第4章 霊媒師のからくり」より
「第4章 霊媒師のからくり」には、いわゆる、スピリチュアリズムの歴史も書かれていました。そんなものを初めて読んだので、とても興味深かったです。
スピリチュアリズムを信じる信じないはもちろん人の勝手ですが、たとえ信じる人でも、こんな歴史くらいは知っておいてもいいのではないだろうか、と思ったりします。
上で書いた、自動筆記のことも、この章に書かれています。
「第7章 予知能力の真偽」よりリンカーンの予知夢
「第7章 予知能力の真偽」では、リンカーンの予知夢のことについても書かれていました。
超常現象に関する本を開くと、必ずといっていいほど登場するのが、エイブラハム・リンカーン大統領が見たという、とりわけ有名な予知夢の話である
なのだそうです。
確かに、下で書く『死は存在しない』(田坂 広志 /著, 光文社)という本に、予知夢の話としてリンカーンのことが出てきて、
米国のリンカーン大統領が、暗殺される一週間前に、自分が暗殺される夢を見たことは、良く知られているが
って書かれていました。
ところが、これについて。
ジョー・ニッケルという、”多彩な経歴の持ち主” で、”超常現象の真偽を確かめるアメリカの組織、科学調査センターの上級調査員” が調べたところ、”リンカーンの親しい友人で警護官でもあったウォード・ヒル・ラモン” が1895年に書いた ”回想録『エイブラハム・リンカーンの思い出』(未邦訳)の中から、暗殺事件に関する記述を拾いだした。”
それによると、
つまりリンカーン本人は、自分の死ではなく、べつの大統領が死んだ夢を見たと思っていたのだ
ニッケルは、リンカーンが暗殺に対して不安を抱いていたことは、歴史書をほんの少しひもとけばすぐにわかると指摘している
そんなふうに書かれています。
私は、この回想録を読んだわけでもなく、歴史書をひもといたわけでもないので、何が真実なのかは分からないけれども、こんな見方もあるんだという話は、とても有意義だと思いました。
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全体に対する簡単な感想
本を読んで、全体的な感想としては。
人は自分の見たいものを見る、と書かれていたように、自分を含めて、たいていの人はまぁそうなんじゃないかなと思う一方で。
まぁでも、自分がいいと思うことを信じるのが、幸せっちゃ幸せなのでは、とも思ったりして。(できれば、あまり周りの人に迷惑をかけない範囲で、と思うけれども)
だけど、自分がいいと思うことを信じるまでの過程では、いろんな考え方に接した方がいいんじゃないかなとは思うんですよね。
それに、信じていることがあるとしても、柔軟な対応ができる自分でありたいなとも思ってて。
難しいけれど、どんなことでも、考えるのはやめたくないな。AIの時代に、考えるのをやめたら人間ではなくなってしまうのではないかな。そんなふうにも思ったのでした。
「量子力学的に」という言葉
話は少しそれますが、以前から、スピ系の文章を目にすると「量子力学的にも」などと書かれているっぽいことが気になっていました。それで今年、ついでに、ついに?それ系統の本も読んでみることにしました。
上でも少し書いた、『死は存在しない』という本などです。これは、東京大学工学部原子力工学科卒業、政府関連の仕事をされたこともあるという経歴の筆者ということで読んでみました。
もう一冊、ちょっとだけ似た感じの経歴の方の量子力学的なスピ系?の本を読んでみましたが、個人的にはちょっと違ったので(えらっそうですみません)、そちらはここでは割愛します。
ともかく、少なくとも、あの難解だった量子力学を少しだけかじったことがある私なんかより、よっぽど理解されているであろう人が書かれた本であれば、「量子力学の何を理解して、こう言っているのだろう」とは言えないと思ったので、こんな本を読んだのでした。
『死は存在しない』に関しては、あくまでも仮説です、と書かれているところに好感が持てました。それに、こんなことを書いたら変なことをと言われるのではないかと懸念する気持ちのようなものもたくさん伝わってきた気もしましたが、どうでしょうか。
この本は、量子力学をかじった記憶と照らし合わせて、確かに言いたいことがスッと入ってくる部分もあったのが、自分にとって意外でした。それに、これまで生きてきた実体験からも、言いたいことが分からんでもない、ということもありました。
変なことを書きますけど、私、祖母が亡くなった時間に、県外にいる祖母と心の中で会話したことがあるんです。人生を左右することに関して、自分だけで決めたとも思えない、背中を押されたような、という気持ちになったこともあります。祖母のことは揺るぎない実体験だし、そんなこともあるのかもしれない、程度の思いなら、人生を豊かにしてくれそうかなくらいに考えたりもしていて。
とにかく、死後のことなんて正解は誰にも分からないのだし、『死は存在しない』はこんな考えもあるんだな、と受け止めておくことにしました。
ちなみに、『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』の第4章には、こんなふうに書かれています。
アイザックは「スピリチュアリズム」という新しい宗教を作り
心理学から言うと、スピリチュアリズムの設立はまさに天才的なアイディアだった
ほかの宗教は、死後の命をほとんど約束していない。かたやスピリチュアリズムは、可能性をたっぷりあたえた。それが理性と感情の両方に訴える力は絶大であり、二、三か月のあいだにこの新興宗教はアメリカ全土を席巻した。
ところでスピリチュアルの話に量子力学が使われる、っていうのは、世界的にはどんな流れになっているのでしょうね。そこまで調べる気力はないし、こういう関係の話はもうお腹いっぱいなので、私はこれ以上は追いませんが。
誰にも正解が分からない話だから、いろんな考えや見方があるんですね。と、まとめておくことにします。
どうして「量子力学的にも」という人がいるのかは、こういう本があるからなのかなと分かったし、信じるものがあるって強くいられると思うし、自分自身が「こう思うと幸せだ」と思えるものがあるのっていいことだと思うので。
これからは、「量子力学的にも」という言葉を目にしたとしても、もう、「ん?」とは思わないことにします。
大谷選手に触発されて
そういえばついでに言うなら、他にも、これ系統の本を読んだのでした。『運命を拓く』(中村天風 /著, 講談社文庫) です。
5月に大谷選手の試合を見に行って、彼に興味を持って調べたら、この本を読んでいたと書いた記事を見つけたので、買ってみました。
個人的には、どんな本も、まぁ本質的には似たようなことが書かれているのかな、っていう感想だったかな。
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最終的に選んだ一冊はこれ
そんなこんなで、今年を振り返ってみれば、こういう関係の本を、これまでになく何冊も読んできました。
とりあえず、どの立場も完全に否定するわけでもなく、なるべくニュートラルな目線で読むように心がけましたが、さっきも書きましたが、どの本も、結局根本的なところは、そう大きく変わらないのかも、と思ったり思わなかったり。
英語で読み出したら、「思ったより結構ストレートにお金を稼ぐ話なのかな」と思って、今の私には違うようなとすぐに読むのをやめてしまった本『Think and Grow Rich (English Edition)』(Napoleon Hill /著, Pomodoro Books、日本語では『思考は現実化する』)も、まぁ似た感じではあったのかな、って思ったり思わなかったり。
それで、最終的に、私にとって一番興味深かったのは、『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』だったかな、という結論になりました。
ただし、『運のいい人の法則』もセットでつけておきたいところです。
繰り返し読むということ
大谷選手が、本について、
1回読んだだけで得られるものは30~40%。何回も読むことでもっと違う捉え方ができる
って話していた、とこの記事に書かれていたように、本って、読み込むことで得られるものもたくさんあることと思います。
もし、読み込むことまで考えるなら、『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』よりは、『運のいい人の法則』のような本の方がいいのかな。
なぜ、を解説してくれているものよりも、やっぱり実践的なので。
とはいえ、なぜ、を知識として知っておくのは、大切だとも思うけれど。
ただ、『運命を拓く』『新訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』といった類の本の方が、『運のいい人の法則』よりも、何をしたらいいのかが分かりやすく書かれているのかもしれません。
『運のいい人の法則』だと、どうしても、こんな研究があった、という話から、だからこうした方がいいね、って話になるから、ワンクッション置くことになるのかなと思うので。理由がある方が好きな人には『運のいい人の法則』、ワンクッションなくダイレクトにとる行動だけを示してくれるのは、『運命を拓く』『新訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』などの本になるのでしょうか。
自分の経験や考えたことや見聞きしたことから、その時その時の自分の思うものを信じて、柔軟な姿勢は忘れずに。本を読みつつ、そんなふうに、ぼちぼちやっていこうと思います。
「ここでもか」と量子力学
ところで、量子力学といえば、今年は、意外な本にもそんな言葉が出てきて、「ここでもか」って思ったりしたんでした。
確か、『人生を変える速読力「GSR」』(ジェネラティブスピードリーディング協会 /著, きずな出版) という本とかだったかな。そんな本とは知らずに読み始めていました。
ここでもか、といえば。
軽いものが読みたくて買った、さくら ももこ さんの『そういうふうにできている』(新潮文庫) にも、
- 脳と心と魂がどうのこうの
- ”意識”エネルギーがどうのこうの
というような記述が少し出てきて、「ここでもか」って思ったんでした。出てきたのは、麻酔をかけられた時の話で、ほんの一部でしたけれども。
『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』でも、意識や脳の話が出てきたので。例えばこんなふうに。
自分が自分の体の中にいるという意識は、知覚情報を頼りに脳がたえず作り上げているものだとわかった
あと、エネルギーって言葉が物理っぽい。
あ!引き寄せだ!というより、読む本が増えて、「ここでもか」も増える、ということかと思うんですが。
そしてなんかだか、量子力学って、学生時代より今の方が理解できそうな気がしてきました。
"存在確率" とは, 「粒子」を観測したとき 見出される確率 を意味します
(九州大学のインターネット・セミナー、ミクロの世界 - その2 - (量子力学入門)、1-5:波動関数の意味より)
こういうのやその他が、いまいち掴みきれなかった、あの頃の私。
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まとめ
最後、話はそれてしまいましたが、『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』の感想や思ったことを書いてきました。
そういえば、「幽体離脱の真実」の章で書かれていた「ヒトの認知システム」の話って、養老孟司さんの本で読んだことがあると思うのですが、いつ読んだのか全く覚えておらず、ちょっと探せませんでした。腕の錯覚の話などです。
養老孟司さんの本では、『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』でも言及されている、『脳のなかの幽霊』(V・S・ラマチャンドラン /著, サンドラ・ブレイクスリー /著, 山下 篤子 /翻訳, KADOKAWA) の内容について書かれていたようなって思うのですが。記憶はあやふやです。
その『脳のなかの幽霊』を探したら電子書籍がなくて、親がNYへ荷物を送ってくれるついでに、文庫本を入れてもらいました。中をパラパラ見たら、本の後ろの解説は養老孟司さんが書かれているんですね。
本を読んでも、映画やドラマを見ても、忘れてしまうんですよねぇ。
ともかく、『脳のなかの幽霊』は、来年ぼちぼち読んでみたいと思ってます。
さて。
感想などを長々と書いてきましたが、最後に一言でまとめると、読書って楽しいな、になるでしょうか。
本が読める環境に感謝して、これを2024年最後の記事にしようと思います。
これで80記事になりました!来年は100記事目指してがんばります。