しばらく、というか、だいぶ長い間、このブログが放置状態になってました。
その間、全く何もしていなかったわけではなくて、しいて言うならば、私はこのブログをどうしていきたいのかをぼんやり考えていました。
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ブログを書く目的を見失った
私はどうして、このブログを書きたいのか?
一番最初に始めようと思った理由は、書くのが好きだしやってみたいな、でした。
それ自体は、変わっていません。
だけど、何のために書きたいのか?という思いが、年月とともに変わっていきました。
最初の頃は、
- 海外に住んでいる人に何か役立つ情報でも書けたらいいのかな
- アメリカ生活に興味ある人に向けた記事も書けるかな
- 日本にいる友人に、元気にしてるよーと伝わればいいな
そんな気持ちだった気がします。
だけど、そのうち。
- 子どもが大きくなった時に、もし読んでくれたら嬉しいな
と、自分の子供に向けた日記のようなブログにしよう、と思いはじめました。
なのに結局、そうやって続けていたブログも、
- 自分の記録のため。なんだかそういう自己満足のためだけのものになっているなぁ
と感じるようになっていき。
自己満足で全然いいとは思うのですが、それでもなんだか書く目的をどこかに置いてきてしまった気がして、更新が止まってしまいました。
真面目か!ってなりますが、私はどうしてこのブログを続けていきたいのかな、と、一度立ち止まりたくなったのです。
英語学習の記事はちょっと違うと思って
このブログを立ち上げてしばらくしたのち、思いつきで『海外ドラマで英語学習』の記事を書き始めました。
「英語学習をブログでつづるのはやりがいがあるなぁ」って思っていて、その内容自体は自分でも気に入っていたのですが。
記事がたまるにつれて、「このブログで、この内容が増えていくのは違うな」と思うようになっていきました。
このブログをどうしていこう、と考え始める一つの理由でもあった気がします。
立ち止まって考えた結果、英語学習として別のブログを立ち上げることにしようかなと思っています。
それに、一度だけアップした記事、あの内容も別のブログとして続けていってみたいな、などと思ったり。
ブログをいくつも運営するのは大変だとは思うんだけど、私には、その方が理にかなっている気がしたのでした。
(まだ始めてなくて、これからなんですけれども。)
でも肝心のこのブログは何も決められず
だけど待って。
そういう記事を他のブログに移すとして、肝心の、このキラリのブログはどうしよう。
「このブログはやめよう」という気持ちは起こらず、やっぱり続けていきたかったので、何か参考になることがないかと、ブランディングなどの本を読んだりもしました。
私はどう生きていきたいのか、そんな本も読んだりして。
いろいろな本を読んだり考えたりした結果、結局のところ、「こうしたい」「こんなことが伝えたい」という思いが大事なんだろうと思いつつ。
「その伝えたいっていう強い思いが、今はなくてねー。」
という結論しか出てこなくて、ブログの再開は延びていく。
そんな日々を送っていました。
今も昔も本に救われた
そのころ、同時に、私には珍しく、ある人間関係でちょっと悩まされていました。
珍しくと書いたのは、
『悩んで解決するなら悩むけど、そうでないなら悩まない』
私は結構、そんなスタンスでやってきたつもりでいたからです。
少々の違和感があったとしても、「勘違いかもしれないし」「お互い様かもしれないし」と、あまり気にしないことにしていたかな。
だけど、知らなかったけれど、気のせいだけで済ますには、限界というものもあるようで。
それに大人になると、自分一人の思いだけで、自分だけがこうすればいいよと思うだけでは、解決しないこともあるものなんですねぇ。
どうしたらいいのか、どうしてそんなことになるのか。
そんな時に私が頼ったのは、本でした。
(アメリカにいても、日本の本が Kindle で読めるので、本当に助かっています)
自分にとっていい時に、いい本が読めるようになっている仕組みでもあるのかと思うくらいに、自分の現状を理解し、解決に向けて背中を押してくれて、これからこんな時はこうしよう、と心の準備もできるような本に、少なくとも3冊出会いました。
その本たちに、すごく力になってもらったと感じていて。
本のおかげで自分の置かれている状況をより理解できたと思うし、ちゃんと自分なりの考えを持って対処する力ももらえました。
それで、思い出したんです。
私は、若い頃、困ったことやどうしようかなと思うことがあると、特に誰かに相談するでもなく、本に考えを求め、そういう中から、自分なりの結論を出すことが多かったなぁと。
今も若い頃も、私は本にたくさん救われてきました。
とはいえ、だけど、という話
とはいえ。
確かに、いろいろな本に、私は救われてきたなぁと思います。
だけど、むやみやたらと、書いてあることを鵜呑みにするわけではありません。
本当かな?って思うこともあるし、この本の筆者はあんまり意見が合わないなぁ、と思うことももちろんあります。
(ある本を読んで、「もしかすると、年を重ねたらこの本で書かれているのとは違うこと言ってそうだなぁ」と感じた後、筆者が年をとってからの本を読んでみたら、「やっぱり、、」と、偉っそうにも思ったこともあります。)
でも本を読むことで、「そんな見方もあるのか」「そんな考え方もあるんだ」「こんな人もいるんだ」などと、視野を広げてくれたことの方が、圧倒的に多くて。
合わないと思う考え方なども、どうして自分はそう感じるのか考えることで、自分の思いがよりはっきり分かったりしますしね。
何よりも。
文章には、誰かを救う力が間違いなくある (救われた人が、少なくともここに一人)。
筆者の心の思いが、まっすぐに読者に伝わることもある。
本って、そんな存在だなと、改めて思ったのでした。
そして、今もまた本に助けられたと強く実感した時に、自分のブログも、世界のどこかの誰かの小さな救いになることもあるかもしれない、と思ったのです。
肩の力を抜いて楽しく誠実にやっていこう
誤解していただきたくないのですが、「救いになれる文章を書く力が、私にはある!」と思っているわけじゃないです。
ただただ、私の思うこと知ったこと経験したことなどを書くことによって、もしかするとちょっとだけ気持ちが楽になる場合もあるのかもしれない、と思ったり思わなかったり。
少なくとも、「過去の自分が読んだら救われるなぁ」と思うようなものを、ときどきでも書けたらいいな、とか。
例えば、私は、田舎の狭い世界で生きていたから、世界は広いんだな、いろんな人がいるんだな、って知るだけでも、心が自由になれる気がしました。
そんな人に届いたらいいな、などと、時には「どこかの誰かに (過去の自分のような人に)」という思いで書いてみるのもいいのかな、などと思ったのでした。
*ほんとはターゲットを具体的に絞るべき、とかは横に置いておきます。
ブログを読み返してみたら、同じようなことを過去にも書いていたので、初心を忘れていたのかもしれません。
それに、最近は、できる限り人生を心ゆくまで楽しみたいな、という気持ちもあったりして。今、日常の小さな平凡を楽しむ自分になれていたら、若い頃の私はきっとうれしく感じると思う。未来の私も喜ぶかな (って、自分のためですね)。
話は変わりますが、『エガちゃんねる』を見られたことはあるでしょうか。
「死にたくなったらこれを見ろ!」で有名?な、江頭2:50さんのユーチューブのチャンネルです。
くだらないこともたくさんありながらも、自分の思いが届いてほしい、という気持ちが節々で伝わってくるチャンネルだなと思いながら、よく見ています。
私は、そんな大きな思いを届けようとかまでは思ってもいないし、そんな大きなものを背負える自信も全然ないし。
だけども、笑顔で、誠実に、ユーモアを持って、自然体でしなやかに生きたいなと思いながらもまだまだ未熟な自分の姿を、飾らずありのままに、ゆるーくつづっていけたらいいかな、という気持ちでいます。
まぁ自然体で、とか、飾らず、なんていうのは、簡単そうに見えて、実はすごく難しいのだと思いますが。なるべくそうなれるように、ということで。
こんな人もいるんだな、くらいには思ってもらえることもある、かもしれません。
とはいえ、それを期待するわけでもなく、初心に戻って、ゆるーくやっていけたらいいなと思っています。
見直す内容を具体的にー今回とこれからー
最後に、見直したことについて、具体的に何をしたのかと、これからしようと思っていることをメモしておきます。
- どんなことが書きたいのか伝えたいのか、自分の思いを整頓して、カテゴリー分けを見直しました
- これまでにアップした記事のリライトも、進めていこうと思います(ここは時間がかかりそう!)
- テンプレートを変えたあと修正が必要になったところを、ぼちぼちと変えていきます
どんなブログにしたいのかを考え直すことによって、カテゴリー分けが小さくですが、変わりました。
また、例えば今は、英語学習の記事を非表示にしたことで、全然100記事などないのに、100記事達成しました!などと書いてあったりします。そういうのも、いい加減にリライトしようと思っています。
あと、どうせ誰も見ていないから、と、テンプレート変更後に見た目が多少変になっているところを、ずっと放置していました。こちらもさすがに直していこうと思います。
まとめ
2021年に始めたこのブログ、えらいこと亀さんの歩みですが、まだ続けています。
それに今のところ、まだまだこれからもやっていきたいとも思っていて。
100記事を過ぎたあたりから、ブログの内容を見直したくなり、このブログをどうしていきたいのかを立ち止まって考えて、今に至ります。
この記事では、どうして私はブログを続けたいと改めて思ったのかや、見直したことなどについて、書いてみました。