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NYとある幼稚園の3K|園でのエピソードー学び編

NYとある幼稚園の3K|園でのエピソードー学び編

子どもが、NYのとある幼稚園の年少さん (3K)に通いました。
この記事は、園でのエピソードの「学び編」です。


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はじめに

子どもが初めて接する外の社会、幼稚園。

アメリカも日本も、変わらないことは変わらないし、一方で、同じ国でも、園によって全然違うこともあるのかな。

NYにある、普通の幼稚園 (3K, 年少さん)に通った子どもの、園でのエピソードを記録しています。


園でのエピソードー学び編

3Kのクラスに1年間通った幼稚園のことを思い返し、いくつかのエピソードを書いてきました。

この記事では、学び編と一括りにできそうな話題について、書いています。


本人の意思を尊重

NYとある幼稚園の3K|園でのエピソードー食べ物編』で、朝食を食べるか食べないかは本人の意思に任せているようだ、という話を書きました。

それで思い出したのですが、遊びも、本人に選択させることが多いように見えました。

というのも、まず教室に着いて、荷物を置いて、「私が何時に送って来ました」とサインしている間のこと。

最初の頃は、泣いている子どもに、「こっちかこっち、どっちにする?」とおもちゃを選ばせてくれていました。

慣れてきた頃には、

どれで遊ぶ?

と、聞いてくれていて、子どもはいつも、数あるおもちゃの中から選び、自分が選んだおもちゃを自分で机まで運んで、椅子に座ってそれで遊ぶ。みんなが集まるまでは、そういう時間のようでした。

また、お迎えに行ったときに、時々、子どもたちが2つに分かれて遊んでいることがあって。

そういう時には、

今日はこっちをするって言っていたんだよ

って先生が話してくれたりしたので、ちゃんと自分で選んでるようです。

先生が決めることでもないっちゃそうなんですが


意思といえば。『NYとある幼稚園の3K|園でのエピソードー食べ物編』で、幼稚園のクラスでのパーティーがあって、親も何度か参加したと書いたのですが。

その時にも、先生が生徒一人一人に、

これ食べる?これはどうする?

と確認して、いろいろなお菓子やお水、ジュースなどを配っているのを見ました。

生徒も、欲しければ欲しい、いらなければいらない、とちゃんとお返事していて、えらいなと思って。

ついでにもう一つ。

今年、別の幼稚園の Pre-K (年中さん?)クラスへ見学に行ったときのこと。

紙に書かれているいくつかの項目から、自分が今したいものを選んで、「私は今からこれがしたいです」ってみんなの前で発表して、その項目のところへ移動する、というのをやっていました。

4〜5歳の子が「自分はこれがしたいからあっちに行きます」ってみんなの前で発表するんだ、とびっくりしたのですが、今どきの幼稚園はそんなものなのか、昔からそうなのか、アメリカっぽいのか、一体どうなんでしょう。

自分が幼稚園に行っていた時のことは覚えていないし、今の幼稚園がどんなふうか知らないので。

「このお菓子を食べるか食べないか」まで本人に選ばせる、というのがちょっと新鮮に感じたのでした。


学びは月ごとにテーマあり?と三角鉛筆

3Kのクラスでは、

  • クレヨンや絵の具でお絵かきをしたり
  • アルファベットを書く練習をしたり
  • のりやハサミを使ったり

などの、ザ・幼稚園といえば、というようなこともしていたようです。最初のクラスでは、結構作ったものを持って帰らせてくれていました (下に書きましたが、実は学年が終わる少し前に違うクラスへ変わったので、最初のクラスでは、と書いています)。


そんな中、

今月は建物がテーマで、形について学習したんだよ

とか、

今月はアースデイがあったから植物について学んだんだよ、だからこういうのを作ったんだよ

などと先生が話してくれるときがありました。

毎回聞いたわけではないのですが、一応、月ごとに学習テーマがあったようです。


また、3Kに行き始めて一番最初に持って帰ってきたのがアルファベットを書いた画用紙でした!

もちろん先生と一緒に書いたのですが、もうこんなことをするんだとびっくりしました。

アルファベットは時々でしたし、カリキュラムに沿って、という感じではありませんでしたが、最終的に、少なくとも大文字は結構書けるようになってました。


文字を書くと言えば。

実は学生時代に学習教室で4年ほどアルバイトをしていて、3歳児から高校生まで教えていた経験から、

鉛筆の持ち方だけは、三角鉛筆を使って私が教えたい!

と思っていて。

一応、念のため入園前に少し練習しておきました。

こんなに早く3Kで書く練習をするとは思っていなかったので、入園前にやっておいてよかったなと思ったのでした。


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歌はピアノではなくユーチューブ

そういえば、お迎えに行くと子どもたちは遊んでいることが多かったのですが、先生が絵本を読んでくれているところだったり、みんなで音楽に合わせて体を動かしているときもありました。

アメリカの幼稚園のクラスで先生と生徒が踊っているイメージ写真

体を動かしている時は、iPadでユーチューブを見ながら、なときが多くて (教室にピアノなどは置かれていなかったです)。

日本の幼稚園といえば、先生のピアノに合わせてお歌を歌う、というイメージがあり、

ここの園は違うんだなぁ

って思ってました。

体を動かすときだけでなく、歌を歌うときにも、先生が歌ってくれたり、ユーチューブを見ながら歌っていたようです。

3Kでどんな歌をみんなで聞いていたのか、子どもや先生に教えてもらった曲を、また別の記事でご紹介しようと思います。


クラスを変えた

いつの頃からか、今まで同じクラスにいたはず子が、違う教室に入っていくのを見かけるようになりました。

そして、クラスメートが、幼くなっている?

あまり気にせずにいましたが、先生曰く一番仲良くしていたという子も違うクラスへ変わっていき、その子の親と、変わったの?変わったんだよ、って会話をしたのをきっかけに、先生に、どうしてそうなっているのか聞いてみました。

すると、4歳の誕生日になった子は、向こうのクラスへ変わっているんだよ、とのこと。

結構な人数が入れ替わったこともあってか、同じクラスの子どもたちが幼く感じるだけでなく、廊下に張り出してある作品を見ると、確かに、やっていることのレベルが結構違いそうにも見えます。

そんなこともあったので、うちの子は誕生日はまだだけど、違うクラスに変えてもらえたりするのか、園に一応聞いてみることにしました。

そしたら、「本当は誕生日が来てからなんだけど、◯◯は変わっても大丈夫って担任の先生が言っているから、いいよ」ってあっさりと

もう残り最後1ヶ月くらいでしたけど、少しの間だけでも違うクラスへ入れてもらうことになりました。

子どもにとって、ほぼ1年間同じクラスだったお友達に、また毎日会えるようになったのは良かったかな。

また、サマースクールの先生たちの中に、このクラスの先生もいらっしゃったので、サマースクールへ違和感なく通えたのも、子どもにとっては良かったかもしれないです。

子どもにとっての園での学びという点では、短い期間でしたし正直よく分かりません。

親としては、いい先生と一口で言っても、いろんな先生方がいるんだなと体験できたのも良かったです。

そして何より、ルールはあっても自分の思うことを聞くだけでも聞いてみる。ここはアメリカだし、やっぱりそれって大事だなと学ばせてもらいました。


*この園では、ちょっと特殊な出来事があったりしたので、上のクラスの人数が減っちゃってこんなシステムにしたんじゃないかなと、勝手に推測しています。普通の公立の幼稚園ではあり得なさそうな気がします。分からないですけど。


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まとめ

幼稚園 (3K)での出来事について、書いてきました。

幼稚園の貴重な1年間、こんなこともあったなぁと思いながら書きました。

知らない世界を垣間見せてもらえて、私にとっても学びの多い1年になりました。