NYのとある幼稚園の年少さん (3K)。
園での日常生活から、こんなふうだったねというエピソードを書いています。
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はじめに
初めて通う、ニューヨークの幼稚園 (3K)。
アメリカの学校ってどんな感じなのか、いったい子どもはどんな1日を過ごすのか、入園する前は全くわかりませんでした。
一年間通った中から、日常生活のエピソードを記録しておこうと思います。
良くも悪くも、ごくごく普通の、ただうちの近所にあるスクールの話です。
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園での日常生活のエピソード
園での日常生活について、例えば靴のことや、トイレ事情、お昼寝事情など、小さいけど印象的だったことを書きました。
靴はずーっと履いたまま
当たり前といえばそうかもしれませんが、靴はずーっと履いたままです。
- 床のラグの上に座ってミーティングをするときも
- 遊ぶときも
- トイレも
- お外へ行く時も
いつでも何をする時も、朝履いていった靴をそのまま履いています。
ただ、子どもによると、お昼寝の時は靴を脱ぐと言ってました。
*次の学年の時は、履いたまま横になっていると言っていましたが。先生によるのかな?
3歳児たちのモーニング・ミーティング
先生のお話しでは、子どもが通ったクラスでは、毎朝モーニング・ミーティングをするのだそうです。
って先生が教えてくれた場所には、子どもたちの写真や、月や曜日、お天気などのカードが壁に貼られていました。
歌を歌いながら、今日出席しているクラスメート一人一人の名前を呼んで、おはようと言ってその子の写真を「出席」の方に移したり、
などのお話をするようです。
うちの子が、家でモーニング・ミーティング時の先生の真似をするのが流行っていたときがあって。そのときに、ミーティングではこういうふうにしているんだ、と流れを知りました。
あとそういえば、子どもが歌っている英語の曜日の歌などはYouTubeで見つけられたのですが、ミーティングのときに歌っているという、ある歌がなかなか見つけられなくて。
それで先生に聞いたら、
ということでした。どうりで見つからないはずです。
それにしても3歳児たちのミーティングって、
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気になるトイトレと”アクシデント”
次に、お昼寝といえば気になるトイレ・トレーニングについて。
3K申し込み前に参加したNY市の説明会では、オムツは外れていなくてもいいということでした。
うちの子は入園前、起きている時はオムツなしですが、お昼寝と夜の間はオムツをしていました。なので、うちの子が通った幼稚園に聞いてみると、「お昼寝用にオムツを持って来てもらっていいよ」とのこと。
だけど、いざ入ってみると、担任の先生からは
と言われました。
そんなわけで、うちの子は最初からオムツなしでお昼寝しました。一応、着替えは毎日持参して。
ただ、クラスの様子を見ていると、お昼寝以外の時間もオムツをしている子もいたので、その辺は臨機応変にやってくれるみたい。
ちなみになんですが、先ほども書いたようにうちの子は入園前、お昼寝と夜の間はオムツをしていました。なので初めの頃、お昼寝中にちょっと失敗したことがあって。
そんなとき、お迎えに行くと、先生から「今日は ”アクシンデント” があって」と言われたんです。
”アクシンデント” と初めて言われたときは、何事かとすごくびっくりしたのを覚えています。
英語でやんわり言うと、そうなるのかな。
参考までに、起きている時は、1日に何度かみんなで、列になって前の子の肩に手を置き、「汽車ポッポをして」一緒にお手洗いに行ったり、行きたい子はまた別で先生が連れていってくれることになっていたようです。
お迎えに行ったら、みんなで「汽車ポッポをして」教室へ戻ってくるところだったこともあります。
おしっこやお水などの必要最低限の英語は言えるように、入園前に慌てて教えておきました。
\こちらの記事に書いてます/
あるアメリカの幼稚園のお昼寝事情
先生によると、お昼寝の時間は、もうお昼は寝ない子も、部屋を暗くしてみんな横になるそうです。
今年、普通の公立学校の、1つ上の学年 Pre-K クラスの見学にいくつか行ったのですが、どうやらスクールによってお昼寝をする時間は違っていました。多いところも少ないところもあるみたい。3Kもそうなのかもしれません。
うちの子が通っていた3K のクラスは、予定表では確か1時間半ほどとなっていましたが、先生から聞いた話ではちょっと違ったような。
本当のところはどうだったのか、ちょっとよく分かっていないです。
お昼寝の時間、子どもたちは教室で、ネットで「nap cot」と検索すると出てくる青い簡易マットのようなものに、各自シーツをかけて寝ていたみたいです。
一度だけ、お昼過ぎにみんな迎えにきてくださいと電話をもらったことがあって、迎えに行くとお昼寝の時間で。
教室の空いているところに子どもたちが並んで寝ていて、なんだかかわいらしかったです。
ちなみにうちの子の幼稚園では、シーツとブランケットと、それらを入れておくボックスを持ってきてくださいと言われました。入園前に、各自で用意して持ってきてくださいと言われたのは、それくらい。
シーツとブランケットは、週明けに持って行って、週末に持って帰ってきます。
子どもによると、シーツなどは寝るときに自分で準備するのだそうです。
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時間より早く来ないでね!遅いのは大丈夫?なエピソード
入園して3ヶ月たった頃、園から「みなさん時間通りに来てくださいね。それより早く来たら、教室に入るのは時間まで待ってください」という全体メールをもらいました。
どうやら、幼稚園というより daycare/保育園なところだったようで。登園時間の前に有料で預かってもらえる時間があり、無料で預ける人は早く来ないでね、ということみたいでした。
うちは、(毎日泣いてる子どもを無理に連れて行ったので)ギリギリかむしろ少し遅れて着く方が多かったのですが、遅いのは特に何も言われませんでした。それでもうちは早い方で、あとから来る子どもの方が多かったくらいで。
さすがに15分遅れた時は、焦って「遅くなってすみません」って言いましたが、
って。
そういえば一度だけ、20分も!遅れたことがあったのですが、やっと着いたと思ったら、なんと「今日はお休みだよ」と言われまして (お休みですよのメールを見逃していました)。
ということでうちまで引き返している時に、ちょうど園へ送って行く途中のお母さんとすれ違いました。
「あれ?今日お休みなのー?」って普通に聞かれて、なんだかこんなにのんびり来る人もいるんだ、と知りました。
だってそのお母さん、全く急いでいるそぶりがなくて。笑
のちに知りましたが、多分ですが、登園時間から30分までの間に行けばいいことになっていたっぽいです (いつだったか先生がそう話していたような)。
そんなふうだったので、少々遅れそうでもあまり焦らず、「急いで!」とせかすこともなく送っていけて、気はとても楽でした。
終わりも自由?
終業の時間は一応決まっていたのですが、そんなに厳格ではなさそうでした。
毎日、行きも帰りも紙に時間とサインを記入するのですが、その紙を見ていると、1時間くらい前に帰っている子も普通にいる様子で。
逆に、5分くらい遅れても、それより後にお迎えに来ている人も普通にいました。
と子どもが言うので、聞くと「いいよー」と言ってもらい、少しだけ残らせてもらって私も一緒に遊んだこともあります。
始業時間とは違って、終業時間より遅く迎えに来ないで!という連絡はなかったです。夕方も有料で預かってくれるシステムだったと思うのですが。帰りの時間はわりとアバウトでした。
アバウトといえば!
入園後の何日間か、お迎えに行くときに他の保護者と全然会わなくて、そのうち
と思い始めたんです。
そしたら何と、終業時間を1時間くらい早く聞いていた、という事実が発覚しました。
入園前に説明を聞きに行った時も、入園してから担任の先生に聞いた時も、その違う時間を言われたのだけど…。
こちらは夫婦で聞いたし、向こうも違う人が同じことを言っていたし、決して聞き間違った訳ではなかったと思うのですが、あれはなんだったのかなと。不思議な出来事でした。
話を戻して、お迎えのことをあと少し。
ちょっと早めにお迎えに行くと、まだ終わりのミーティングをしている時もありました。「誰々バイバイまた明日ね」という、先生が作ったという歌を歌っていたりとか。
先生がみんなに本を読んでくれているときもあったし、子どもたちがそれぞれ好きに遊んでいるときもあったし、みんなで汽車ポッポしながらお手洗いから戻ってきたこともあります。
お迎えの時間は、親から離れて園で過ごしている子どもの様子が見られて、私にとっても、うれしい時間でした。
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まとめ
幼稚園 (3K)での、日常生活について、印象に残っていることなどを書いてきました。
私は日本の幼稚園に子どもを通わせたことがないので、何も比較はできませんし、同じアメリカの幼稚園でも、きっとそれぞれなんだと思います。
「えーこんな幼稚園もあるの?」って思われる可能性も大きいかも…。ここには書けないようなびっくりなこともありましたし。
ともかく、何となく残しておきたいことを、メモ代わりのように書いてみました。
もう自分は行くことがない、幼稚園。しかも、私は行ったことのないアメリカの幼稚園。
そんな世界を垣間見せてもらえて、子どもに感謝しています。