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幼稚園 (3K)へ通い出してから分かったこと

幼稚園 (3K)へ通い出してから分かったこと

子どもが幼稚園へ通い出してから、決めたことや知ったことなどもありました。


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はじめに

アメリカの教育システムが全く分からないまま、通い始めた幼稚園。

いざ通い出してから決めたことや分かったことについて、書こうと思います。


慣らし保育について

幼稚園3Kへ入園するまでの言語と実際のところ in NY』にも書きましたが、3Kに入るまでどこかに預けたこともなく、ベビーシッターすら頼んだことがなかったうちの子。

入園前の手続きのときに、「初めの1、2週間、慣らし保育をしてみたら」と話してもらったので、初日から少しの間は、お昼頃に迎えに行くつもりでいました。

ところが、入園当日に担任の先生と話をしてみると、慣らし保育はしなくていいよ、ということになりました。

まぁ大丈夫だから、とか、どうせなら早く慣れた方がいいよ、とかそんな感じだったような気がします。

そんなわけで子どもは、初日からいきなり、約6時間半もの時間を、幼稚園で過ごしてきました。


うちの子実は、3Kの初日には、

じゃあ行ってくるね!

と素直にバイバイしてくれました。

これから幼稚園ってところに行くんだよ、先生やお友達と楽しく過ごすんだよ

って前もって話してあったからか、こちらが拍子抜けするくらい普通に「行ってきまーす」って。

だけど、いざ幼稚園で初日を過ごしてみて、みんな知らない言葉を話しているし、何より幼稚園では親と離れるんだ、と分かったようで。

次の日からは「行きたくなーーーい!!」となり、しばらくずっと、毎朝送って行くのがもう大変でした。

そんなふうに大変だったんですけど、初日、お昼に迎えに行っていたとしても、次の日に「行きたくなーーい」ってなったことに変わりなかっただろうと思って。

1週間くらい早めのお迎えをしたところで、幼稚園自体に全然慣れなかったのも変わりないと思うし。

そう考えると、初日から通常通り過ごしてもらえて、リズムを少しでも早くつかんでもらえて、まぁ慣らし保育なしでも良かったのかな、と今は思っています。


こんなふうに書いていて、思い出したんですが。

ほんとに最初の頃は、子どもを家から幼稚園まで抱きかかえて運んで行って、そのまま先生に抱っこで渡していたんです。


家の玄関から泣き叫ぶ状態で、靴も履いてもらえなかったので、靴は履かずに家を出て、道の途中か幼稚園で履いてもらっていました。

何とか自分で歩いていけるようになってからも。

子どもが「バイバイしたくなーい!」ってどんなに泣き叫んでいても、先生から

お母さんたちは帰って大丈夫だよ、何とかなるから

って言われて、強制的にバイバイしたりして。

そんな時は、先生が両手におもちゃを持って、どっちにする?って聞いているのに対して、うちの子が「これー!」って完全に日本語で泣き叫びながら返事をしているのを見ながら、ドアを閉めて。

切なかったです。

「気になるなら教室の外で少し待ってもらってもいいよ」と先生に言われて、泣くのが少しおさまるかなと廊下で待ったこともありました。

まぁ先生の言う通り、そのうち大丈夫になったんですけれども。

先生いわく、いつも結構すぐに泣き止んで、その後はケロッとして過ごしていたようで (心の中までは分からないですけどね)。


やっと泣き叫ばなくなってちょっと慣れたかなと思っても、連休や春休みなどの休みの後には、こういうのがまたぶり返しちゃうんですよね。

あまりに行くのが嫌だというので、2回くらいズル休みしましたし。


そんなふうにいろいろありましたが、そのうち、

幼稚園好き

と言ってくれるようになって。

先生の言う通り、まぁ大丈夫で、なんとかなったので良かったです。

こう振り返ってみると、1年間丸々が、慣らし保育みたいなものでしたね



こういうものはナシでした

日本の事情を知っているわけでもないのですが、


帰りが早い日や遅い日

日本で幼稚園に子どもを通わせている友人からは、早く帰ってくる曜日があると聞いていましたが、そういうのは、うちの子の幼稚園はなかったです。

送っていくのもお迎えも、1週間毎日、同じ時間

ということで、分かりやすかったです。

園での1日のスケジュールは、こちらの記事に書いています。


お弁当の日

ちなみに、日本に住む友人から、お弁当を持っていく日もあると聞いた気がしますが、うちの子どもの通う幼稚園ではありませんでした。

もちろん、上の終わる時間もそうですが、日本の幼稚園と一言でいっても、いろいろだとは思うのですが。

その子の好みだったり、アレルギーだったりで、食事を持参したい子は、持参してもいいよとは言われていましたが、うちは幼稚園で出してくれるランチを食べていました。

*NYCの給食は無料です。


連絡帳

ないといえば、連絡帳も一切なかったです。← 横澤夏子さんのインスタで見て知りました。


連絡帳はありませんが、行きも帰りも、教室まで親も行くので、

今日こんなことしたよ
今日はこんなふうだったよ

などと、先生が話してくれたりしました。

伝えたいことや質問があれば、そんな時にこちらからも気軽に話せましたし。

クラスでどんなユーチューブを見ているのか教えて欲しい、というような内容は、メールでやりとりしました。


持ち物や名前の記入

また、ないといえば、『NYのとある幼稚園|3Kの申し込みから入園までと用意したもの』で書いたように、特に3Kに持って行くものはありませんでした。

なので、持ち物への名前の記入も、念のためにいつも幼稚園に置いていた着替え一式や、行き帰りに着るジャケットにしたくらいでした。


クラスでの様子の写真

あともう一つ、ないといえば。

クラスでの様子を先生が携帯で撮っていて、迎えに行ったときに時々見せてくれました。そして、うちの子だけが写っている写真は、時々メールで送ってくれました。

できればお友達と写っている写真なども欲しいなと思いましたが、そういうのは送れないんだよ、とのことで、もらえなかったです。

翌年の、Pre-K では写真を毎週先生がシェアしてくれたので、園によるのだと思います。

まぁ「ないならないということで」くらいの感覚でいました。

ただ、学年の終わりに先生手作りのアルバムをいただいて、そこにはお友達と遊んでいる写真も入っていました。先生たちきっと大変だったと思いますが、アルバムを見るたびに幸せな気分になります。


ギフトカードで先生にお礼

クリスマス休暇前と年度末には、カードにギフトカードを添えて、担任の先生2人にお渡ししました。

文章などは適当です…。感謝の気持ちなどを書いてお渡ししました。

お渡ししたお値段は、友人に聞いたり、公立の学校の場合とネットで書かれている下のような記事を参考にして決めました。

  • $15 to $20
  • between $10 and $30 
  • most public school teachers are not allowed to accept gifts worth more than $50

  • 生徒と先生の数やスクールの規模

    子どもの通った3Kのクラスの人数は、生徒が大体15人、先生は2人でした。

    大体、と書いたのは、結構生徒の入れ替わりがあって、少し少なめの時も多めの時もある様子だったからです。

    また、先生方は、思っていたより意外にお休みされることがありました。言っても、ほんと時々ですが。

    そんな時は、違う先生が代わりにきてくれます。1年通っているうちに、私も代わりの先生とも馴染みになれました。

    びっくりしたことに、とある代わりの先生は英語を話さないみたいで。「今日上手に過ごせてたよ」っていうのも、めっちゃ笑顔で子どもを指差して「Muy bien」って教えてくれたりとか。そこもスペイン語なんだwって思いましたけど、それもこれも思い出です。

    うちの子は、アシスタントの先生が途中で変わったのと、一度クラスを変えたので、合計5人の先生方にクラスで直接見てもらいました。


    また、うちの子が通ったのは、スクール全体で4クラスという小さい規模の学校でした。

    だからなのか、他のクラスの先生方もうちの子の名前を覚えてくれていて。

    違うクラスの先生も、うちの子の名前を呼んで「また明日ねー」などと声をかけてくれることも多かったです。

    全体的に、若い先生よりベテランっぽい先生の方が多かったかな。

    関わってくれた先生方はみんないい先生で、それもありがたかったです。


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    まとめ

    この記事では、3Kが始まってから知ったことなどを書きました。

    他にも、途中でクラスを変わったことについて、アメリカだし、こちらからアクションを取ることも必要だなと思った、とか、最初は幼稚園と保育園のこともあまり分からずに通わせていた、というようなこともありましたが、それらは別の記事に書いています。



    読んでくださりありがとうございました。