通りすがりに立ち寄った、エリック・カール/ Eric Carle の ”discovery room” 。
こんなふうに、エリック・カールの世界が広がっていました。
*この展示は2024年の4月に終了しました
(Exploring Our Waters with Eric Carle より)
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サウス・ストリート・シーポート・ミュージアムについて
サウス・ストリート・シーポート・ミュージアム/ South Street Seaport Museumの一角に、”Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carle” のコーナーがありました。
場所
サウス・ストリート・シーポート・ミュージアム/ South Street Seaport Museum は、マンハッタンの下の方、ロウアー・マンハッタンのサウス・ストリート・シーポートにあります。
場所は、Pier 17 /ピア17の近く。我が家は、去年の秋の頃、Pier 17へパンプキン・アーチを見に行ったときに、たまたま見かけて立ち寄りました。
Pier 17のパンプキン・アーチ。ブルックリン・ブリッジやマンハッタン・ブリッジが見えます |
入館料
入館料について、建物の入り口には、無料 /FREEと書かれていました。
ですがウェブで見てみると、入館料は任意の金額となっていて。任意とはいっても一応目安はあって、大人18ドル、3〜17歳の子どもは5ドルと書かれています(2023.04現在)。
例えばメトロポリタン美術館など、任意の金額を選べるのはニューヨーク在住者などと条件があり、証明も必要な場所もありますが、ここは誰でも任意です。
あらかじめ、ウェブで申し込むこともできます。その際は、
- 全額
- 半額
- 1ドル
の中から選べるようになっています(2023.04現在)。
またこのチケットで、ミュージアム近くのピアに置かれいてる昔の船のツアーにも、無料で申し込めるようです。
サウス・ストリート・シーポート・ミュージアム
サウス・ストリート・シーポート・ミュージアムは、さっと見るだけなら5分くらいで回れそうな広さでした。それに、私たちが訪れた週末でもあまり人もいなかったり、入って来ても、ちらっと見て帰っていく人が多かったような。
そんなミュージアムですが、サウス・ストリート・シーポートの歴史などを知ることができます。以前、印刷業が盛んだったようで、こんな展示もありました。
ちょっとした売店もあります。
建物の入り口には、2012年ハリケーン・サンディの時に、ここまで水がきたという印も書かれていました。
この地域が、甚大な被害を受けたことが一目で分かります。
エリック・カールの部屋 ”discovery room”
建物の中に入ると、ミュージアムの一角に、”Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carle” というコーナーがありました。
対象年齢
公式ページには、
Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carle is designed specifically for children aged 2–7 and their adults.
2-7歳を対象にデザインされている、と書かれています。
テーマはヤドカリとアヒルの絵本
部屋は、エリック・カールの絵本
の2冊がテーマになっていました。ヤドカリ/ hermit crab がいる (はずの)水槽もありました。
The Friendly Floatees と10 Little Rubber Ducks
ここでは、『10 Little Rubber Ducks/ 10このちいさなおもちゃのあひる』の元になったお話が紹介されていました。
1992年、香港からアメリカ西海岸ワシントン州に向かっていた貨物船から、カエルやビーバー、カメ、アヒルなどの浮かべるおもちゃが、たくさん海に落ちてしまいました。その数、28,880。
たくさんのアヒルたちなどが海をただよい、漂白され白くなりながらも、年月をかけ、世界の各地にたどり着いたのだそうです。アメリカの東海岸にも8年後に漂着したとか。
©︎ NordNordWest |
海に落ちてただようことになった ”Friendly Floatees” たち。エリック・カールの『10 Little Rubber Ducks/ 10このちいさなおもちゃのあひる』は、そんな話が元になって書かれた絵本なのだそうです。
*以上は、館内の説明書きとWikipedia より
discovery roomの様子をご紹介
下は、このエリック・カールの部屋で撮った写真です。ちょっとしたおもちゃも置かれていました。
アヒルさん何匹分?と身長をはかったり、船の舵で遊べます。
地面のこの画像は、違う絵に変わっていきます。
海の動物たちーエリック・カールの絵や、本物の写真。
エリック・カールの紹介と、絵本。
カードを好きなように並べて、自分なりのお話を作ってみよう、というコーナーもありました。
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エリック・カールの世界に触れられる他の場所
ニューヨーク州生まれのエリック・カール。
彼の美術館「エリック・カール絵本美術館/ THE ERIC CARLE MUSEUM OF PICTURE BOOK ART」は、ニューヨーク市から車で3時間ほどの、マサチューセッツ州にあります。
以前、訪問しました。
また、日本の二子玉川には、インドアプレイグラウンド施設「PLAY! PARK ERIC CARLE」があるんですね。
すごく気になってます。帰国した時に、機会があったら行ってみたいな。
まとめ
実はこのミュージアムの存在を知らなかったのですが、歩いている時に、たまたま見つけました。
外をお散歩していると、いろんな発見があっていいですね。
旅行で訪れた時から、NYCは歩くのが楽しい街だと思っていて。ついつい出不精になりがちな私ですが、またいろんなところを歩きたいと思ってます。
また、美術館って行ってみると、
と思います。
日本へ一時帰国した際には、東京にある、いわさきちひろ美術館へ行ってきました。そんな記事も書いています。
先ほどもご紹介ましたが、エリック・カール絵本美術館へ行った時の記事はこちらです。
おまけ
なかなか帰らせてもらえないくらい楽しんでもらえて、親も嬉しかったです。
一緒にお散歩したり、どこかにふらっと立ち寄ってみたり、楽しんでいる姿を見たり。
そんな時間がいいなぁと思います。