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ちひろ美術館・東京へ|いわさきちひろの世界とエリック・カール絵本美術館

いわさきちひろの世界へ|子連れでちひろ美術館・東京 in 日本

ちひろ美術館・東京を訪れました。
写真から、あのとても温かい雰囲気が少しでも伝わったらうれしいです。
ここは、アメリカにあるエリック・カール絵本美術館ともつながりがあるようです。


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はじめに

日本へ一時帰国したとき、子どもと一緒に、ちひろ美術館・東京へ行ってきました。

子どもに「やさしい雰囲気を味わってもらいたいな」と連れて行ったはずが、家にある絵本『ゆきのひのたんじょうび』の原画が見られて、むしろ親が感動しました。

この後に訪れたアメリカのエリック・カール絵本美術館で、ちひろ美術館と交流があることを知りました。


ちひろ美術館・東京

東京にあるちひろ美術館は、こんなところでした。


場所

ちひろ美術館・東京は、練馬区にあります。

ちひろ美術館・東京 の外観

住所は、

〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2

です。

行き方など詳しくは、公式ページ ちひろ美術館・東京のご案内 の、アクセス をご覧ください。

公共交通機関の場合、最寄駅から少し歩いたり、バスに乗ったりしないといけませんが、そんな時間もまた、のんびり過ごす時間の一つになりました。


入館料

ちひろ美術館・東京の入館料は、2023年現在、大人1,000円でした。高校生以下は無料なのだそうです。https://chihiro.jp/tokyo/visit/ 参照。

また、買ったチケットを次回持参すると、次は半額で入れるとの説明を受けました (2023年現在)。

もしも近くに住んでいたら、子連れでも、一人でも、すぐにふらっと行ったと思います。すてきな空間でした。


展覧会

家にある絵本『ゆきのひのたんじょうび』の原画が見られた、とはじめに書いたのですが、これは期間限定の展覧会でした (12/15は、いわさきちひろの誕生日参照)。

その時々で、展示されている絵は変わるようです。

ということは、もしもまた行く機会があったら、その時は違う絵が見られるのですね。

それはそれで楽しみです


館内の雰囲気

展示室内での写真・ビデオ撮影はご遠慮ください。

とのことだったので、それ以外の写真を少し撮ってみました。どこもすてきな空間で、写真を撮らずにはいられませんでした。

公式ページの、フロアマップのリンクから、各場所の写真や説明を見ることができます。


こどものへや

こどもの部屋 という靴を脱いで上がれる部屋がありました。絵本の読み聞かせのイベントなどもあるみたい。授乳室もありました。

ちひろ美術館・東京 のこどものへやの様子-1


ちひろ美術館・東京 のこどものへやの様子-2


図書館

図書館もありました。

ちひろ美術館・東京 の図書館の様子-1


ちひろ美術館・東京 の図書館の様子-2


ちひろ美術館・東京 の図書館の様子-3



絵本カフェ

絵本カフェがこの辺にあるはずだったのかな?

ちひろ美術館・東京 の絵本カフェの様子

館内のカフェも楽しみにしていたのですが、コロナの影響か、この時は飲食ができないことになっていました。

残念でしたが、もし再開されて機会があったら行ってみたいな。

あの癒しの空間・雰囲気の中でいただく飲み物なんて、想像するだけで、きっと時間の流れが違いそうです。


中庭

中庭もありました。

ちひろ美術館・東京 の中庭の様子
こんなおうちに住みたい


ちひろの庭

ちひろの庭 というスペースもありました。季節によっていろいろな顔を見せてくれそうな場所です。

ちひろ美術館・東京 のちひろの庭の様子-1


ちひろ美術館・東京 のちひろの庭の様子-2


二階から見た、ちひろの庭。

ちひろ美術館・東京 のちひろの庭の様子-3


ミュージアムショップ

素敵なショップもありました。ショップには他のお客様もいたので、ちょっと写真は遠慮しましたが、ここもすごく好きな空間でした。

どれもこれもかわいくて。迷いましたが「絵葉書の人気10枚セット」を買いました。

また、本記事を書くにあたって ミュージアムショップのリンク を見たのですが、人気No.3/ちひろ付箋っていうのも可愛すぎると思って。

かわいい文房具を買うの大好きだったなぁ

ここにいるだけで、幸せな気分になれる場所でした。


エリック・カール絵本美術館で見た日本といわさきちひろ

アメリカへ戻ってきた後に、エリック・カール絵本美術館へ行ってきました。

このときちょうど、『Eric Carle ❤️ Japan』という展示会をしていて。

いわさきちひろさんの絵も展示されていました。

ここでもまた日本を感じることができました。


日本には、30以上の絵本の美術館があるんだよ、という紹介などもありました。

そもそも、エリック・カールさんは何度か来日し、日本にある絵本の美術館からインスパイアされて、エリック・カール絵本美術館を作られたそうです。

The inspiration for the Museum came to the Carles in the 1980s and 90s when they made several trips to Japan and visited museums dedicated to the art of picture books.

ー THE ERIC CARLE MUSEUM OF PICTURE BOOK ART より


エリック・カール絵本美術館では、2023年に、Museum Show & Tell with Chihiro Art Museum というオンラインのイベントもあったようです。

イベントの紹介文から、

the Chihiro Art Museum, Tokyo – opened its doors in 1977 as the world’s first museum specializing in picture books

東京のちひろ美術館が、日本で最初の絵本に特化した美術館だったと知りました。


また、エリック・カールさんが亡くなられたあと、安曇野のちひろ美術館で ちひろ美術館コレクション エリック・カールさんをしのんで という展覧会が、あったようです。

1985年にちひろ美術館コレクション第1号となる作品を寄贈してくださったのは、カールさんでした。

長年にわたる当館とカールさんとの交流なども紹介します。


国や人種などを超えて「絵本を思う気持ち」でつながっているのが、素敵だなと思いました。


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ちひろ美術館は日本に2つ

なんとも優しい絵が特徴の、いわさきちひろさん。

そのちひろさんの美術館は、東京と安曇野の二ヶ所にあるみたい。

両方のフロアマップを見てみると、安曇野ちひろ美術館の方が広そうです。安曇野って旅行にも良さそうだし、機会があったらぜひ行ってみたいな。

それぞれのインスタアカウントを見つけたので、はっておきます。


ちひろ美術館・東京

公式ページ・・https://chihiro.jp/tokyo/

ちひろ美術館・東京のインスタ。



安曇野ちひろ美術館

公式ページ・・https://chihiro.jp/azumino/

安曇野ちひろ美術館のインスタ。


どちらの美術館のインスタも、本当に癒される絵が並んでいます。


いわさきちひろ黒姫山荘

2024年、記事を見直している過程で、以前に書いたミヒャエル・エンデ 『モモ』の感想を読み返していました。


その時に知ったのですが、長野県にある黒姫童話館で、いわさきちひろの ”アトリエを兼ねた山荘” 、いわさきちひろ黒姫山荘が公開されているとのこと。

ちひろの思い出がいっぱいつまったアトリエを覗いてみませんか!

ちひろ山荘内は童話館入館券で見学できます。

と書かれていました。

ちなみにここは、

ミヒャエル・エンデの個人資料を2千点所蔵し、日本で唯一常設展示しています

という童話館なのだそうです。

「ミヒャエル・エンデの世界」の他に、「松谷みよこの世界」というコーナーもあるようです。


黒姫童話館のインスタはこちらです。


まとめ

ちひろ美術館・東京に子どもと一緒に行ってきた、という記事を書きました。

あのすてきな雰囲気が、少しでも伝わるとうれしいです。子連れにも優しい場所でした。

普段海外に住んでいる身としては、日本を味わえるすてきな空間で、のどかな時間を過ごせたのも良かったです。


絵本美術館つながりでは、アメリカのエリック・カール絵本美術館のこんな記事も書いています。


エリック・カールといえば、ニューヨークで「エリック・カールのお部屋」へも行ってきました。


読んでくださり、ありがとうございました。