最後はやっぱり自分しかない。
「学習の10%」という言葉が印象に残りました。
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それは学習の10%に過ぎない
お笑い芸人ピースの綾部祐二さんが、英語学習に関する動画を出したという記事を読みました。
動画を見たら、綾部さんと彼の英会話の先生の会話シーンで、印象的な言葉がありました。
英語を学ぶにあたって、授業を受けたり、人と英語で話したりする。それは学習の10%ほどにしかならなくて、それ以外は ”your responsibility” だ
”responsibility”は、Cambridge Dictionary によると、
something that it is your job or duty to deal with
”あなたが対処するべき仕事や義務のこと”
英語は、「外国に住んだら話せる」ようになるわけでもないし、「語学学校に通ったら話せる」ようになるわけでもない、と実感している私にとって、「結局は自分次第」という感覚は合っているんだな、と改めて感じました。
ピアノだって、自分で練習して上手になる。
水泳だって、練習して上手になる。
学校の勉強も、自分で解いて身につけていく。
英語は、思っているよりも、自分次第なところが大きいのかも。
それか、思ったより学習方法が確立していないのか、人によって目指すところが違いすぎるのか、性格などの影響も大きいのか。どうなのでしょうね。
自分で学ぶ
学びって、結局は自分。そういうことなのかな、と思ったりします。
「自分で学ぶことが大切」で思い出したこと
英語力を一番伸ばした時
私は、予備校に通った1年間で、苦手科目だった英語の成績を伸ばすことができました。あの頃は、ドラゴン桜モデルの竹岡広信先生はじめ、本当に先生方や友人に恵まれて。そのお陰で今があるという感謝の気持ちをずっと持ち続けているのは、間違いありません。
でもよくよく考えたら、あの時だけは、予習復習を (私らしくなく) 結構がんばってしていたことを思い出しました。
そう思うと、成績を伸ばせたのは、90%とは言いませんが、多少それなりには自分の努力のおかげでもある、ということだったのかなと思ったりして。
結局のところ、
- 目標に対する、適切な道筋・やり方を示してくれる先生方
- 自分の努力
両方そろえられたということ?
先生方や友人やテキストのおかげとばかりずっと思っていたけれど、あの頃、自分でも学ぼうとがんばっていたんだなと、今になって気がつきました。
発音とTOEIC の点数と人からの評価
私は社会人時代に、同僚の外国人たちから「発音が上手だね」と言ってもらえることがありました (別に特に上手でもないという自覚は、ちゃんとあります)。当時、TOEIC の点数も850くらいとそんなに悪くない点数で。
するとどうしても、やっぱり短期留学したことがあると違うね、という話になってしまいがちでした。
その発言の裏には、「だから自分はできなくても仕方ないんだな」っていう気持ちがいつもセットになっている感じがして。
その言葉を聞くと、ちょっともどかしいような気持ちになっていました。
というのも、私は確かに、アメリカに「短期の滞在」をしたことがありました。でも、ちょっと特殊だったというか、正直、英語力が伸びる要素はあまりなくて。とはいえ帰国後、少しだけTOEIC の点数が伸びていたから、全然役に立たなかった、ということはないのかもしれません。
とにかく所詮、そんな程度の経験だったんです。
だから、自分の中では、TOEIC の点数を伸ばす努力をしたのも、発音を少し勉強したのも、短期留学前なんだけどな、と思っていて。
外国へ行っていたことがあるから、ではなく、日本で、家で努力しようとしたから、少しだけ点数が取れた。発音もちょっとだけ良くなった。
というのが、本当のところだと思っていました。
でも、それはなかなか伝えられなかったなぁ。
「学習の10%」という言葉を多くの人が知っていたら、あんなふうにもどかしい気持ちにはならなかったかもしれないですね。
英会話の機会と英語学習
日本で働いていた頃、社内で、週1・30分・マンツーマンで英語を学べる機会があり、私も参加していました。
そんなある時、担当者の方から、「ずっと参加しているのに、英語力が全然伸びないという相談がある。きらりさんはどう思う?先生や内容についてはどう?」って聞かれたことがあります。
その頃の私は、そもそも、週一・30分、先生と話をしたりちょっと勉強したりするくらいで英語力がすごく伸びるとは思っていなくて。英語を話す機会があるだけでいいかな、という気持ちで参加していました。英会話教室なんてそんなものだろう、って心のどこかで思っていて、期待すらしていなかったように思います。
だけど、今思えば。
- 自分の目的・目標を明確にして
- ちゃんと先生に伝えた上で
- 10%の先生との時間を、どう使うか
- 自分の時間でどんなことをしたらいいと思うか
を相談したら、何かが違ったのではないかなと思っています。
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分かっている人に教えてもらうということ
予備校で英語の成績を伸ばした経験や、このブログでグーグルアドセンスを申請した経験。それらから感じるのは、やっぱり「分かっている」人に教えてもらうのって早いんだろうな、ということです。
*このブログは、無料のblogger というブログサービスを使っています。それでもグーグルアドセンス合格したのですが、コンサルの方の力を借りなければ出来ませんでした。ちゃんと分かっている人に教えてもらえてよかったです。
『探偵ナイトスクープ』で、苦手や出来ないことを克服したい人が、その道のプロに教えてもらうと、魔法にかかったように出来るようになるのをご存じですか?
英語もそうやって、「すごい人に」「個人に合った適切な方法で」教えてもらえたら、魔法にかかったように、最短距離で「出来る」ようになるのでしょうか。と思いつつ、
ということは、やっぱり、残りの90%をどうするかによるのかな、と思ったりもします。
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まとめ
「習うのは10%、あとは your responsibility」という言葉を聞いて、思い出したことなどを書きました。
テストの点数をとるなどある程度のところまでだったら、10%ではないだろうな、とも思うけど。「本当にできる」レベルを目指せば目指すほど、自分でする部分が大きくなりそうな気がします。
そもそも、私はなぜ英語をやり直そうと思ったかというと、「親の私もなんとか英語をがんばろうとしている」背中を子どもに見せたい。という気持ちがあるのも1つ理由です。
それで、今やっとがんばり始めたところ。というのが現状です。
正直、この「海外ドラマでの英語学習」が正解なのかも分からず、進めているのですが。
また、実は、もう少し「英語が分かる」ようになれば、子どもの言語習得にも少しは役にたてるかな?という気持ちもなくはないです。
でも、中途半端な人が中途半端に口を出すよりは、外で学んできてもらう方がいいのかな、と思ったり。
そのへんは模索中です。
さて、上で、自分が、どんなことを出来るようになりたいのかを考えてみる。
そこが、結構大事だなと思うようになりました。
と書きました。
それは、どんなことが出来るようになりたいのかを考えれば、
- そのためにどうしたらいいのか、と考えたり
- 人に相談出来たり
- 目標や計画が立てられるようになるかな
と思ったからです。
長くなったので、次回、そんなことについて、もう少し深掘りして考えてみようと思います。