アメリカって、何かの方針が決まってから実施するまでの時間が、短いように感じます。
やってみてダメだったらやめよう、みたいな?
NY市では、ブースターショットを受けると100ドルもらえた時期がありました。
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はじめに
アメリカでは2021年の11月頃から、年齢や基礎疾患の有無に関係なく、コロナワクチンのブースターショットが受けられるようになりました。
夫も私も、去年2021年の12月の終わりに受けたのですが、ブースターショットを受けたら100ドルもらえるなど、意外な出来事もあったので、レポを残しておこうと思います。
もらったマスターカードのギフトカードは、いつものようにアマゾンに登録しました。便利で助かります。
遅くに受けに行ったわけ
散歩中にときどき、ニューヨーク市のロゴが書かれているバスを見かけました。
無料でコロナの検査が出来るバスと、ワクチンが受けられるバス(ブースターショットも含みます)です。
私が受けた印象では、オミクロンが話題になるまでは、ワクチンのバスはすっごくヒマそうでした。
オミクロンが流行りだして、ブースターショットの予約が取れない!と騒がれていた頃は、バス自体がいなかったり。バスがいるときは、そこそこ混んでいたり。そんなふうだったと記憶しています。
年末も近く、サンクスギビングやクリスマスの休暇で移動する人なども多いので、その頃、夫の会社の同僚たちも、続々とブースターショットを受けていました。
でも我が家は。
アメリカに親戚は一人もいないし、ホリデーシーズンの予定は特になし。普段も、特に出かけてない。
なので、ブースターショットを受ける人の数が少し落ち着いた頃に、クリスマス休暇に入ったら受けに行こうか、とのんびり構えていました。
副反応も心配だから、1回目、2回目と同様、夫婦で日付をずらして受けに行くつもりだったので、休暇中がちょうどよかった、という理由もあります。
そんなわけで、きっとアメリカ在住にしては遅いほうだと思うんですが、年末年始のクリスマス休暇に受けに行きました。
どこの会社のワクチンを受けるか問題
いざ受けに行こうとした時、そういえば、ブースターショットは交差接種がいいらしい、とどこかで読んだような。と思い出しました。
夫も私も、1回目と2回目は、モデルナを受けました。次はどうしようかな。
「交差接種がいいらしい」とだけ言われても、よくわからないし…。
そこで、元理系の端くれとして、根拠を求めて、厚生労働省のページや、そこに書かれていた元の英文をざっくり読んでみることにしました。
結果、私個人の判断としては、
最初がファイザーだったら、ブースターはモデルナにしたかもしれない、と思わなくはないけれど。論文では、モデルナ半量ではなく全量の結果だったので、やっぱりどっちでもいいや、ってなったかな。
*実際の接種は、モデルナのブースターは半量、ファイザーは全量、と市の接種場所の看護師さんが話していました
ニューヨーカーはどうしてそんなにブースターに並ぶのか
ともかく、年末に、ファイザーかモデルナのどちらかを受けに行こう。そう思っていたのです。
そうこうしているうちに、市の施設でブースターショットを受けた人は100ドルもらえる、とう期間が、突然始まりました。
夫が市のバスにワクチンを受けに行ったのは、たまたま、その初日の午前中でした。 夫が家を出てから私がそのニュースを読んで、こんなの書いてあったけどほんとかな?と連絡したくらいで、世間的にもまだあまり知られていなかったのか、夫はあまり並ばず受けられました。
ところがです。
日を置いて、私が受けに行こうとした時には、100ドルもらえる影響か、ホリデーシーズンだからか、オミクロンの流行の影響か、市内のワクチンバスの数がすごく減っていました。夫が受けに行ったバスも、もういない。
そこでニューヨーク市のサイトで調べてみると、どこも、休暇中には予約が全然取れなさそうでした。なので、市のマスセンターにウォークイン(予約なし)で受けに行ってみることにしました。
マスセンターっていうくらいだから、いくら予約がなくても、それなりに受けられるんじゃないかと思ったんですよね。
「だけど意外と並んでるかもしれないしなぁ、念のため」と、ちょうどその頃ハマっていたマニフェストというドラマを、携帯電話に3話ほどダウンロードして行きました。待ち時間に見るためです。
実際、いや、3話もいらないでしょ、って思いながら、ダウンロードしたんだけど。
全部見終わっても、まだ順番が回ってこないんです!
でも始めよりだいぶ前に進んでるし、さすがに入り口はもうちょっとな感じがするし。と思って、ダウンロードしていない分まで見始めました。
だけど、ふと。
あれ?もう3時間くらい並んでる!?、と気が付きました(ドラマに夢中になりすぎてました)。
さすがにこれはどうかと思って、戻ってくるから、と前の人に話して、先頭を見に行きました。
すると、あの辺かな、と思っていた先頭の場所が、実は全然もっと先だったんです!
先頭の位置を確認した瞬間、私はギブアップして、帰宅しました。私が待っていた位置だったら、あと2時間は待たされるかも。いや、あの進み具合だったら2時間で済むか怪しいかもしれないな。それくらい、先頭はまだまだ先でした。
先頭を確認してから並ばなかった私が、完全に悪かった。
というわけで、結局のところ、夫に子守りをお願いして、ただただひたすらマニフェストを見させてもらった時間になりました。寒かったことを除けば、ある意味、ご褒美みたいな時間だったとも言えるような。
連絡するたびに、「こっちは大丈夫だよー全然いいよー」って言ってくれた夫、本当にありがとう。
ニューヨーカー、人によっては、並ぶ時はどれだけでも並ぶみたいです。ついでに言うなら、マニフェストシーズン4の撮影が始まっているみたいで、公開される日が楽しみ!待ち遠しいです。
結局、小さな薬局で接種しました
調べてみると、市が運営している場所以外で、ワクチンが受けられる施設は結構たくさんありました。
そんなに並ぶくらいなら100ドルもらえなくてもいいや。ということで(市の施設で受けないと100ドルはもらえなかったのです)、予約なしで行けると書かれていた、近所の普通の小さな薬局へ行ってみることにしました。
すると、何の待ち時間もなく、受けることができました。
びっくりしたんですが、ここの薬局は、接種後15分の待機時間がなかったです。接種後、簡単な説明とともに、タイレノール(お薬)や洗剤などを頂いて、じゃあねー、と。
接種1回目も2回目も、市の施設だったからか、きっちり15分待機したので…。なんか不安だ、と思いながら帰宅しました。
そんなわけでまぁとにかく、100ドルはもらえなかったけれど、無事受けられてよかったです。
そういえば1回目と2回目の接種証明のカードを失くしてしまったんだけど、ここで無事発行してもらえました。
モデルナからファイザーの交互接種、気になる副反応
受けに行った薬局はワクチンの会社を選べるということだったので、どうせ選べるなら、とファイザーにしてみました。少し前に、夫が受けたのもファイザー。
それで、副反応なんですが。
モデルナの、特に2回目の接種後は、発熱やじんましんがあったし、早くにブースターショットを受けていた夫の同僚たちは結構な発熱があった、と聞いていたので心配していました。
外国ですでに受けた有名な日本人が、大変だったと報告していたニュースも読みましたし。
が、夫も私も、腕の痛みくらいで、ほぼ何もなかったんですよね。ちょっと熱出そうかな?という感じもしましたが、結局、大丈夫で。
拍子抜けといえば拍子抜け、なくらいでした。人によるんだな、と改めて思いました。
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もらった100ドルのギフトカードは、アマゾンに登録!
さて、夫のブースターショット接種後。1週間ほどすると、ニューヨーク市から、100ドルのギフトカードに関するメールが送られてきました。
その手続きはいたってシンプル。送られてきたリンク先に、下のように名前や電話番号、メールアドレスなどを入力するだけ。
この画面に載っているような、マスターカードのギフトカードがもらえました。その100ドル、お小遣いにしてもらってもよかったのですが、アマゾンに入れて、雑費として使わせてもらうことになりました。
VISAのギフトカードはアマゾンに登録したことはあったけれど、マスターカードは初めて。ですが、同じように登録することができました。
私は、何度やっても、この登録がサッとできなくて。あれ?どこからするんだっけ?ってなってしまう。
そこで、以前に自分が書いた記事を見ながら、登録しました。
まとめ
無事、ブースターショットまで受けることが出来ました。
一日も早く、こういう混乱がおさまってくれることを願っています。
おまけ
この記事を書き直している2024年、普通に日本へ帰れるし、そういえばワクチン受けたね、という感覚にはなっています。
同じようなことがまた起こらないとは限らない、とは思うけど、どんな日々も前を向いて歩いていきたいものです。