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コロナ(COVID-19)のワクチン接種レポ in NY 2021ー1回目


「そんな時代もあったねと」いつか振り返ることはあるのかな。
日本より一足お先に始まった、アメリカでのコロナワクチン接種。
アメリカってちゃんとしているようなしていないような、って感じる出来事でした。
こんな文章で伝わるかなぁ。


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ワクチン接種は順番待ち

ニューヨーク州では、昨年2020年の12月から、ワクチン接種が始まりました。

  • 医療従事者など職業や健康状態、年齢等によって優先順位が決められ、フェーズ〇〇ではこういう人が接種対象、と発表される
  • フェーズが移るにつれ、対象者が広がっていく
  • その時々の条件に当てはまる人から、予約が取れる

というシステムでした。

供給体制は整っているけれどワクチンが来ない、と知事や市長が話していましたが、今や、それはもう前の話、になりました。

3/10からは60歳以上、3/30から30歳以上などと条件が引き下げられ、4/6からは、16歳以上が受けられるようになっています。

ただ、たくさんの人が接種対象になって、いつでも受けられるようになったとは言っても、やはり最初は予約がとれませんでした。

裏技のような方法も聞いたけれど、そこまでして早く受けようと思っていなかったので、のんびり待っていました。


念のため、夫婦で受ける日にちをずらした

ひょんなことから、夫と私、ワクチンを受ける日をずらしたほうがいいよ!という話を聞きました。

教えてくださった方の周りの状況だと、腕が痛くて全然上げられくなったり、多少具合が悪くなったりすることが多かったらしくて。

ワクチンを受けたために夫婦とも寝込んでしまうと、小さな子どもの世話が大変になってしまいます。

下にも書きますが、予約をする段階で、受けられるワクチンはファイザーかモデルナを選べました。

それぞれ、2回目を3週間後や4週間後に受けることになっているようだったので、そのあたりも考慮して、

  • 二人の2回の日程がなるべく重ならないように
  • 寝込むことになったとしても、なるべく仕事に差し支えが少なくなるように

なるべく、ではありますが、念のため。そう考えて予約を取りました。


4/18に受けました、それって遅いのか早いのか

のんびり待っていましたと書きましたが、本当のところは、痛そうのがいやで、心理的なものから延ばし延ばしにしていただけ、という部分もあります。

ですがさすがに、夫からいい加減にそろそろ受けようと言われ、パソコンに向かいました。

予約を取ったのは4/17の夜。

ワクチンを受けたのは、翌日4/18。

少し前から、前日の予約でも全然取れそうなのは知ってたんです。

あーやっぱり取れてしまった。

うれしいような、こわいような。そんな気持ちでした。


のちほど、ちょうどこの4/18までに、ニューヨーク州の41.4%、ニューヨーク市の39.3%の人がワクチンを1回は受けた、というニュースを読みました。

私が受けたタイミングとしては、早すぎず遅すぎず、くらいだったようです。


同じ記事に、この日、ニューヨーク州のコロナで亡くなった方が44人、また、147,538人がコロナのテストを受けて、4,339人が陽性だったと書いてありました。(ニューヨーク州のお話です)

以前より落ち着いてきたとは言っても、やっぱりまだまだ油断できないんだな、と思います。


ワクチン接種にかかる費用

ワクチン接種にかかる費用は、無料でした。日本も無料、という記事を読んだので同じですね。

在ニューヨーク日本国総領事館からは、

ワクチン接種に関する費用は、主要な健康保険の対象とされており、健康保険に加入していない場合でも無料とされていますが、接種を希望される場合には接種を受ける前に費用について確認することを推奨します。

という連絡を頂きました。費用の確認はしませんでしたけれども、大丈夫でした。


予約のこと

ワクチン接種の予約は、ネットでしました。

州や市のサイトにアクセスし、郵便番号を入力すると、その周辺で受けられる場所がずらりと表示されます。

場所によっては電話で聞いてね、と書かれていましたが、基本的にはネットで予約をするところがほとんどのようでした。

ネットでの予約は特に問題なく、時間がたくさんかかるわけでもなく、終わりました。

予約が終わるとすぐに、コンフォメーションのメールが来ました。

メールにはQRコードも記載されていて、当日はこれを見せるのと、身分証明書を忘れないように、マスクも着用してくるように、とのこと。


その後、接種当日にも、こちらの質問に答えてください、というメールが来ました。

いくつかの質問に答えて、準備は終了です。


どの会社のワクチンにしようか問題

予約をする際、接種場所がずらりと表示されるサイトでは、接種場所ごとに、ワクチンの会社名も明記されていました。

つまり、どの会社のワクチンを受けるか、自分で選ぶことが出来たんです。その少し前にジョンソン&ジョンソンのワクチンが一時停止になったので、選択肢は、ファイザーかモデルナか。

そういえば、日本に住む友人から、大江千里さんがNYでワクチンを接種したけど何だか大変だったらしい、と聞いたのを思い出しました。調べてみたらモデルナを受けられたんですね。

それで少し迷ったけれど、やっぱり利便性には勝てず。ワクチンの会社より、場所で選びました。→→ モデルナを受けることに。


接種場所といえば、病院をはじめとして、薬局や、教会、学校、球場など、いろいろなところで受けられます。

最近では、あの自然史博物館も会場になったそうです。


話は逸れますが、こちらではインフルエンザのワクチンも、薬局で受けることが出来るんです。

私も以前、近所の薬局で受けたことがあります。行ったらさっとやってもらえて、とても便利でした。


いざワクチン接種

さて当日。

先ほど書いたように、家で事前のスクリーニングに答えて、会場へ向かいます。

決められた時間より早く来ないように、早く来ても待つ場所はないから、というような注意書きがあったので、時間にはちょっと気をつけつつ(5分以上早く来ないで、と書かれていたような)。

たまたまではありましたが、律儀に5分前に受付に到着しました。


到着すると、まず入り口で、何番の受付テーブルに行くようにと指示されました。

そこでQRコードと身分証明書を出して。保険証も持って来てとも書いてありましたが、見せようとしたらいらないよ、と言われました。

予約のときに、任意になってはいましたが、健康保険情報を入力しておいたからかもしれません。

スクリーニングなどを事前に済ませていたこともあってか、受付では特に何を聞かれることもありませんでした。

紙を一枚受け取り、どこで待つように、と指示されます。

そして、10分くらい待ったかな。

いよいよ自分の番が回って来ました。

看護師さんなのでしょうか、若い女性に紙を渡して、英語話せる?中国人?などと少し会話をして。


余談ですが、彼女、私は日本人だと言ったらとてもびっくりしていました。体がのけぞってた笑

彼女にとって珍しかったようで、中国人という答え以外が返ってくるとは想像もしていなかったんだそうです。

確かに日本人ってマイノリティーなんですけどね


話を戻して、いざ接種。

ちょっと怖い💧いうようなことを話したら、大丈夫だよー怖くないよーとニコニコと対応してくれました。

確かにあっという間だったし、針も想像していたより細くて短くて、全然痛くなかったです。なんか勝手に、すごい針を想像していました。

とにかく無事に終わりました。よかったよかった。


そして、

  • 最初に手渡した紙
  • ”COVID-19ワクチン記録カード” 
  • ワクチン受けましたのシール

を受け取りました。

紙には End of Observation Time という欄があり、彼女がそちらを埋めて返してくれました。書かれている時間まで待機することになるようです。15分後の時間が書かれていました。

記録カードには、ワクチンの会社名とロットナンバー、接種した日付などが書かれていました。同時に、接種完了のメールも受け取りました。メールにも同じように、ワクチンのロットナンバーなどが書かれていました。


待機時間と2回目の予約

ワクチン接種が終わると、場所を移動して、2回目の予約を取りに行くようとに言われました。

言われたところへ向かうと、1回目を受けた人は人はこちら、の列に10人弱くらい並んでいたかな。私もその後ろに並びます。

2回目の人は、待機時間が終わるまで、ただ座って待てばいいようです。


次の予約を取るテーブルでは何人か対応してくれていたのですが、列が前に進むのに意外と時間がかかっていました。

英語を話せない人がいたようで、その人の言葉を話せる人を探すね、と言って、全く動いていない列もあったから。というのもあるかもしれません。

こういうところは意外にちゃんと対応してくれます

そうこうしているうちに、後ろには人がどんどん並んでいきました。

自分の番が来て、次の予約を取ったら、待機時間の終了まであと3分。

後ろの人たちは、きっと、待機時間が終わってもまだ予約取れないんじゃないかな。と思いつつ。


3分だけ椅子に座らせてもらって、時間が来たら、”終わりました”と自分で申告しに行きます。

時間を確認してもらって「いいよ」と言われて。帰宅です!

2回目の予約完了メール(同じくQRコードつき)も、すぐに来ました。


痛みや副反応のこと

帰り道に、痛みなんて全然ないじゃん、と思っていましたが、、来ました。

2時半頃に受けて、注射した方の腕の痛みに気が付いたのは、夕方くらいだったかな。

注射をした場所の下の方にあざのようなものが出来ていて、そこも痛かったです。当日の夜と、翌日の朝、腕が上げにくいと感じるくらいの痛みがありました。

翌日に関しては、痛かったのは朝だけで。お昼頃には、若干痛みはあるけれど、腕は全然問題なく上げられるくらいになりました。

翌々日は、痛みもなくなっていました。

微熱、倦怠感、などは、幸い私は全く出ませんでした。

2回目の方が副反応が強いらしいと聞くので、本当のところは、ちょっとだけビビっています。


終わりに

長々と書いてきましたが、ワクチン接種レポは以上です。

約1ヶ月後の2回目のワクチン接種も、痛みなどをまたレポしようとと思います。

*2回目と、ブースターショット時の記録はこちらです。


おまけ

大きくは書けないけど、英語の記事を読む、ローカルなニュースも確認する、って意外に大事かもしれないとこの時に思ったんでした。
英文をもっとスラスラ読めるように、なれますように。